疲労強度をやさしく解説:切欠き・表面粗さ・腐食で強度が激落ちする——設計で落とし穴を避けるガイド

材料比較・工法比較・選び方

材料別の疲労特性まとめ(設計の手がかりとして)

以下は材料選定の大まかな手がかりです。実設計では試験片データをそのまま使わず、表面係数・寸法係数・切欠き係数を適用して実効強度を計算してください。

材料疲労限度の有無疲労比(目安)切欠き感受性腐食疲労への弱さ主な用途
SCM440(焼入焼戻)あり0.48〜0.52中〜高中(防錆処理が必要)軸・歯車・ボルト
SNCM439(焼入焼戻)あり0.48〜0.52高い中(防錆処理が必要)大型軸・クランク
SUS304(オーステナイト)あり(不明確な場合も)0.38〜0.45塩化物環境で孔食起点一般構造・厨房機器
SUS316Lあり(不明確な場合も)0.38〜0.45SUS304より良好海洋・化学装置
A7075-T6(アルミ)なし0.27〜0.32非常に高い弱い(孔食起点が生じやすい)航空機・スポーツ用品
Ti-6Al-4Vほぼあり0.54〜0.63非常に良好航空・医療・高性能スポーツ

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