銅合金

銅はなぜ電気を通しやすいのか? 導電率・%IACS・材料選定の実務判断を解説

銅はなぜ電気を通しやすいのか|たすいち「電線には銅を使う」のは常識ですが、そもそもなぜ銅が選ばれるのか、銀よりコストに見合うのか、アルミとはどう使い分けるのか——現場で設計・調達する立場になると、教科書の説明だけでは判断が難しい場面が出てき...
金属の知識

合金の融点・沸点をやさしく解説:固相線・液相線・共晶点が実務でなぜ重要なのか

合金の融点は「1点」ではなく「範囲」です。純金属が一定温度でスパッと溶けるのとは異なり、多くの合金は固相線(これ以上加熱すると溶け始める温度)と液相線(これ以上加熱すると完全に液体になる温度)の間で、固体と液体が混在する「半溶融域」を持ちま...
【便利ツール】

【便利ツール】金属の融点・沸点 比較ツール

金属の融点・沸点 比較ツール|たすいち 金属の融点・沸点 比較ツール 左のパネルで元素を選択 → 融点(青)と沸点まで(橙)が横棒グラフで比較できます 固体域(0 → 融点) 液体域(融点 → 沸点) ※ 純金属の値。合金は異なります 全選...
金属の知識

金属の融点・沸点一覧をやさしく解説:高温環境で「使える金属・使えない金属」の実務判断ガイド

金属の融点・沸点一覧|たすいち金属を高温で使うとき、融点だけを見て選ぶと失敗します。融点が高くても、それより低い温度でクリープ(高温変形)が始まる合金は多い。この記事では主要金属・合金の融点・沸点・実用上限温度を一覧で整理し、「アルミ金型を...
材料比較・工法比較・選び方

SPCC・SPHC・SGCCの違いをやさしく解説:冷延・熱延・亜鉛めっき鋼板の正しい選び方

板金部品の材料を選ぶとき、「SPCCとSPHCはどちらでもいいの?」「SGCCって同じ鋼板じゃないの?」という疑問はよく出てきます。この3種類の鋼板は、同じ低炭素鋼を素材としながら、製造プロセスと表面状態が根本的に異なります。どれを選ぶかに...
材料比較・工法比較・選び方

SUS304とSUS316の使い分けをやさしく解説:塩化物環境で304が錆びる理由と316の選び方

SUS304とSUS316は、どちらもオーステナイト系ステンレス鋼の代表格です。見た目も強度もほぼ同じに見えますが、塩化物(Cl⁻)を含む環境では腐食速度が大きく変わります。海沿いの建物でSUS304の手すりに孔食(ピッティング)が発生した...
鉄鋼材料

SCM440をやさしく解説:S45Cとの違い・調質鋼を選ぶ軸径の境界と熱処理の実務ガイド

「S45CとSCM440、どちらを使えばいいか」——この問いは軸径と荷重の大きさで答えが変わる。S45Cで十分な場面にSCM440を使えばコスト増、SCM440が必要な場面でS45Cを使えば強度不足で破損につながる。実際に軸径φ50mmのシ...
銅合金

銅合金の種類と選び方をやさしく解説:純銅・真鍮・青銅・アルミ青銅、どの場面で使い分けるか

銅合金の種類と選び方をやさしく解説銅合金は「とりあえず真鍮」「耐摩耗ならアルミ青銅」という大まかな選択で済む場合もありますが、環境・強度・後工程の条件を見落とすと、腐食・強度不足・コスト超過が起きます。この記事では各系統の特徴整理にとどまら...
熱処理

焼戻し脆性をやさしく解説:強度が出ているのに壊れる——鋼種・温度域・トラブルで理解する実務ガイド

「焼入れ・焼戻しは完璧にやった。硬さも規格値どおり。なのに衝撃試験で割れた——」これが焼戻し脆性の本当の怖さです。引張強度や硬さは正常なのに、衝撃や振動に対してだけ脆くなります。破壊は突然やってきます。この記事では、「どの鋼種で」「どの温度...
アルミニウム合金

A1100とA1050の違いをやさしく解説:純アルミ同士の使い分け

「純アルミ」と呼ばれる1000系アルミ合金の中で、A1050とA1100は最もよく使われるグレードです。どちらも99%以上がアルミですが、純度と特性に微妙な差があります。この記事で1000系アルミの選び方をやさしく解説します。1000系アル...