SKD11

熱処理

深冷処理(サブゼロ処理)をやさしく解説:工具鋼・軸受鋼の残留オーステナイトを消す理由

深冷処理(サブゼロ処理)が残留オーステナイトをマルテンサイトに変えて硬さ・寸法安定性を高める原理を解説。SKD11・SKH51・SUJ2への適用条件と施工上の注意点をまとめます。
熱処理

真空熱処理をやさしく解説:金型・精密部品で後加工が減るしくみと、コストに見合わないケース

「焼入れを真空にするといい」とは聞くけれど、自分の部品で使う意味があるのかどうかは判断しにくいものです。この記事では、真空熱処理・ガス焼入れの仕組みを整理したうえで、金型・精密部品・後加工を減らしたい部品でどんな工程メリットが得られるか、逆...
熱処理

焼戻し脆性をやさしく解説:強度が出ているのに壊れる——鋼種・温度域・トラブルで理解する実務ガイド

「焼入れ・焼戻しは完璧にやった。硬さも規格値どおり。なのに衝撃試験で割れた——」これが焼戻し脆性の本当の怖さです。引張強度や硬さは正常なのに、衝撃や振動に対してだけ脆くなります。破壊は突然やってきます。この記事では、「どの鋼種で」「どの温度...
材料比較・工法比較・選び方

SKD11とSKS3をやさしく解説:空冷か油冷か・金型が変形する前に知っておく選定ガイド

SKD11とSKS3をやさしく解説SKD11とSKS3は、焼入れ後の硬さがどちらも60〜63HRC前後と似ています。ところが金型で使うと「変形した」「エッジが欠けた」という結果の差が出ることがある。その理由は硬さの数字ではなく、クロム量の差...
材料比較・工法比較・選び方

DC53とSKD11の違いをやさしく解説:靱性と耐摩耗性のバランスで選ぶ

「冷間金型鋼といえばSKD11」という常識を変えたのがDC53です。大同特殊鋼が開発したDC53はSKD11の弱点である低靱性・高温焼戻し時の硬さ低下を改善した改良型冷間ダイス鋼です。この記事で2つの違いと使い分けをやさしく解説します。SK...
材料比較・工法比較・選び方

SK材(SK3・SK5・SK7)とは? 炭素工具鋼の特徴と用途をやさしく解説

SK材(炭素工具鋼)の違い|たすいちSK材(SK3・SK5・SK7)とは? 炭素工具鋼の特徴と用途をやさしく解説「工具鋼といえばまずSK材」と言われるほど、SK材は炭素工具鋼の入門です。SKD11やSKH51のような合金工具鋼の前に、SK材...
材料比較・工法比較・選び方

窒化処理をやさしく解説:SACM645が鍵・歪みゼロ近くで精密部品を硬くする実務ガイド

窒化処理をやさしく解説:SACM645が鍵・歪みゼロ近くで精密部品を硬くする実務ガイド「焼入れなしで表面を硬くできる」——窒化処理の最大の特徴はここですが、それだけでは足りません。この記事では、なぜSACM645が窒化処理と切り離せないのか...
材料比較・工法比較・選び方

SKD11とSKD61の違いをやさしく解説:金型損傷モードで見ると使い分けが見えてくる

SKD11とSKD61の違いをやさしく解説:金型損傷モードで見ると使い分けが見えてくる「SKD11とSKD61、名前は似ているけど何が違うの?」——こう聞かれたとき、「冷間用と熱間用」と答えるだけでは実は不十分です。現場ではどんな壊れ方をす...
熱処理

炭素量と鋼の硬さをやさしく解説:炭化物で硬さをさらに高めるしくみ

「炭素が多いほど硬くなる」とは聞くけれど、なぜでしょうか? そしてハイス鋼のように特別な工具鋼はなぜさらに硬くなれるのでしょうか? このページでは、炭素量と硬さの基本的な関係から、炭化物(カーバイド)がもたらす高硬度化のしくみまで、ていねい...
鉄鋼材料

SKD11をやさしく解説:なぜ今もプレス現場の主役であり続けるのか

「DC53があるのに、なぜSKD11を選ぶのか」――この問いに答えられると、冷間工具鋼の実務判断が一段階上がります。この記事では、SKD11の設計思想と欠けやすさの実態、ワイヤ放電加工・表面処理との相性、そして「DC53に換えるべき場面」「...