靱性

熱処理

焼き戻し温度の選び方──低温・中温・高温で何が変わるか

焼き戻し温度が低いほど硬さを維持し、高いほど靱性が上がる——このトレードオフの詳細。低温(150〜200℃)・中温(300〜450℃)・高温(500〜700℃)焼き戻しの変化、焼き戻し脆性の温度域、用途別の選び方を解説。
熱処理

オーステンパー・マルテンパー──変形を減らしながら高靱性を得る特殊焼き入れ

通常焼き入れの変形・割れを減らす2つの特殊焼き入れ法。オーステンパー(ベイナイト変態を利用した等温処理)とマルテンパー(熱応力を低減してマルテンサイトを得る)の温度管理、適用用途、通常焼き入れとの違いを解説。
鉄鋼材料

SKH51 vs 粉末ハイス──高速度工具鋼の選び方

溶製ハイスSKH51と粉末冶金製粉末ハイスの違い。炭化物分布・靱性・研削性・コストの比較、「SKH51で足りる用途」と「粉末ハイスに切り替えるべき用途」の判断基準を解説。
材料比較・工法比較・選び方

DC53とSKD11の違いをやさしく解説:靱性と耐摩耗性のバランスで選ぶ

「冷間金型鋼といえばSKD11」という常識を変えたのがDC53です。大同特殊鋼が開発したDC53はSKD11の弱点である低靱性・高温焼戻し時の硬さ低下を改善した改良型冷間ダイス鋼です。この記事で2つの違いと使い分けをやさしく解説します。SK...
ステンレス

SUS420J2とSUS440Cの違いをやさしく解説:刃物用ステンレスの選び方

SUS420J2とSUS440Cの違い|たすいち「ステンレス製の刃物」に使われる材料は主にSUS420J2とSUS440Cです。どちらも焼入れできるマルテンサイト系ですが、炭素量・硬さ・耐食性のバランスが異なります。包丁・ハサミ・軸受の材料...
材料比較・工法比較・選び方

SCM435とSCM440の違いをやさしく解説:炭素量の差が生む強度・靱性・用途の使い分け

「SCM435とSCM440、どっちを使えばいいのかわからない」という声はよく聞きます。どちらもクロムモリブデン鋼(JIS G 4053)の代表的な鋼種で、外見上の違いは炭素量がわずか0.05%異なるだけです。しかし、この小さな差が強度・靱...