熱処理

非鉄金属

チタン合金の熱処理──Ti-6Al-4Vの溶体化・時効と組織制御

チタン合金(Ti-6Al-4V)の熱処理解説。βトランサス温度の意味、溶体化処理(STA)と焼なまし(mill annealing)の違い、真空炉必須の理由、α+β組織制御と機械的性質の関係を解説。
熱処理

ベイナイトとは──マルテンサイトでもパーライトでもない第三の組織

パーライトとマルテンサイトの中間温度域で生まれるベイナイトの正体。上部ベイナイトと下部ベイナイトの組織・機械的性質の違い、マルテンサイトとの比較、質量効果で芯部にベイナイトが生まれる状況、意図的に利用するオーステンパーまで解説。
金属のトラブル

水素脆化でボルトが折れる?仕組みと防止策をわかりやすく解説

ボルトが突然折れる「水素脆化」のメカニズムを解説。発生しやすい強度クラス・めっき処理との関係・ベーキング処理の必要性、現場での予防策と選定基準を具体的に説明します。
熱処理

ミルシートの読み方──熱処理前に確認すべき材料証明書の7項目

ミルシート(材料証明書)の読み方。炉番・チャージ番号・成分実測値の確認方法、焼入性保証(H鋼)の見方、熱処理前に確認すべき7項目を解説。鋼種取り違えのトラブル防止。
熱処理

熱処理で変形・歪みが出る原因と対策|焼入れ・焼戻しの現場トラブルを解説

焼入れ・焼戻し・浸炭などの熱処理で変形・歪みが発生する原因を熱応力・組織変態・残留応力の観点から解説。形状・材料・治具・冷却方法ごとの対策と、変形を許容範囲に収めるための設計・工程管理のポイントを説明します。
熱処理

浸炭層の深さの読み方と指定方法──有効硬化層深さEhtを正しく使う

浸炭焼き入れの「層深さ」はどこまでを指すか。有効硬化層深さ(Eht:550HV基準)と全硬化層深さの違い、図面への記載方法(JIS G 0557)、用途別の目安深さ、硬さトラバース試験の読み方を解説。
【便利ツール】

【便利ツール】硬化層深さ計算ツール──浸炭深さ・高周波浸透深さを瞬時に試算

浸炭深さ(ECD)と高周波焼き入れの参照浸透深さをブラウザ上で試算できる計算ツール。浸炭温度・時間を入力すると有効硬化層深さの目安を表示。周波数からスキン深さを計算。設計・工程計画の参考に。
ステンレス

マルテンサイト系ステンレス(SUS420J2・SUS440C)をやさしく解説:錆びるステンレスが選ばれる場面

マルテンサイト系ステンレス(SUS420J2・SUS440C)の成分・硬度・耐食性・熱処理を解説。なぜ「錆びるのに使われるのか」を刃物・医療器具・軸受の用途から説明。SUS304との違い・選定基準も紹介します。
鉄鋼材料

軸受鋼(SUJ2)をやさしく解説:ベアリングに高炭素クロム鋼が使われる理由と熱処理の基本

軸受鋼SUJ2の成分・熱処理・硬度・規格を解説。なぜベアリングに高炭素クロム鋼が選ばれるのか、転がり疲労・押し込み硬度・寸法安定性の観点から説明。SUJ2とSUJ3の違い、使用上の注意点も紹介します。
溶接

溶接後に割れた!溶接割れの種類・原因・対策をまとめて解説

溶接後に起きる「溶接割れ」を高温割れ・低温割れ・再熱割れ・ラメラテアに分類して原因と対策を解説。予熱・後熱処理の必要条件、母材強度・板厚・溶接方法ごとの判断基準を具体的に説明します。