応力腐食割れ

金属の知識

残留応力のメリット・デメリット──焼き入れ後の鋼に潜む見えない力

焼き入れ後に鋼の内部に残る残留応力は、引張応力なら疲労破壊を加速し、圧縮応力なら疲労強度を高める。熱応力と変態応力の2つのメカニズム、焼き戻しによる緩和、ショットピーニング・窒化での意図的な活用まで解説。
金属の知識

腐食の種類をやさしく解説:孔食・すきま腐食・応力腐食割れを現場で見分ける

「ステンレスなのに錆びた」「使って半年で穴が開いた」「ある日突然割れた」——腐食トラブルは種類によって原因も対策も全く異なります。「錆び」とひとまとめにしても解決しません。孔食・すきま腐食・応力腐食割れ・粒界腐食・異種金属腐食を現場で見分け...
銅合金

真鍮(黄銅)をやさしく解説:亜鉛量でこんなに変わる銅合金の基本

真鍮(しんちゅう)は、銅と亜鉛を合わせた合金で、「黄銅」とも呼ばれます。美しい金色の光沢と優れた加工性を持ち、蛇口・バルブ・楽器・アクセサリーなど、私たちの身のまわりに広く使われています。この記事では、真鍮の種類や特性、代表的なJIS規格グ...
ステンレス

SUS304とSUS316の使い分けをやさしく解説:「Moが入るから耐食性が高い」だけでは終わらせない環境別の判断基準

「SUS304かSUS316か」——この材料選定は設計現場でよく迷うポイントです。どちらもオーステナイト系ステンレスで、見た目も加工性もよく似ています。違いはモリブデン(Mo)の有無だと分かっていても、実際にどんな環境で選択が分かれるのかが...
ステンレス

二相系ステンレス鋼(デュプレックス)をやさしく解説:オーステナイト+フェライトの「弱点相殺」設計とは

二相系ステンレス鋼(デュプレックスステンレス)は、オーステナイト相とフェライト相の2種類の金属組織を同時に持つ、ユニークなステンレス鋼です。「2つの組織を持たせるとどんな良いことがあるのか」「なぜ石油・ガス・海洋分野で急速に採用が進んでいる...