工具鋼

熱処理

炭素量と鋼の硬さをやさしく解説:炭化物で硬さをさらに高めるしくみ

「炭素が多いほど硬くなる」とは聞くけれど、なぜでしょうか? そしてハイス鋼のように特別な工具鋼はなぜさらに硬くなれるのでしょうか? このページでは、炭素量と硬さの基本的な関係から、炭化物(カーバイド)がもたらす高硬度化のしくみまで、ていねい...
材料比較・工法比較・選び方

焼入れと焼戻しの違いをやさしく解説:熱処理の目的・温度・効果を徹底比較

「焼入れ」と「焼戻し」、名前は似ていますが目的も効果もまったく異なります。機械部品や工具の設計・調達に関わる方なら必ず耳にするこの2つの熱処理、それぞれ何のために行うのか、どんな違いがあるのか、この記事でわかりやすく整理します。1. 焼入れ...
鉄鋼材料

SKS3について解説します:「ゲージといえばこれ」油焼入れ特殊工具鋼の存在理由

ゲージ(測定工具)や軽荷重の型刃に定番として使われるSKS3。SKD11ほど高価でなく、炭素工具鋼よりも精度が保ちやすい—その理由は「油焼入れが使える」設計にあります。わかりやすく解説します。① SKS3の記号・規格を読み解く SKS3 記...
鉄鋼材料

SKD11をやさしく解説:なぜ今もプレス現場の主役であり続けるのか

「DC53があるのに、なぜSKD11を選ぶのか」――この問いに答えられると、冷間工具鋼の実務判断が一段階上がります。この記事では、SKD11の設計思想と欠けやすさの実態、ワイヤ放電加工・表面処理との相性、そして「DC53に換えるべき場面」「...
材料比較・工法比較・選び方

S55C・S50Cについて解説します:プレス金型の「縁の下の力持ち」機械構造用炭素鋼

プレス金型の図面に登場する「S55C」「S50C」は、工具鋼ではなく機械構造用炭素鋼です。刃(型)ではなく金型を支える構造体として使われており、コスト・加工性・強度のバランスに優れた定番材料です。その役割と選び方を解説します。① S55C・...
鉄鋼材料

DC53について解説:SKD11の弱点を改良した冷間ダイス鋼の実力

SKD11の改良型として広く使われるDC53(大同特殊鋼)。JIS規格外のブランド品でありながら現場での採用が多い理由は、SKD11が抱える実用上の課題を合金設計によって克服しているからです。その仕組みをわかりやすく解説します。① DC53...
鉄鋼材料

金型材料の選び方をやさしく解説:なぜその材料なのか、工程別に理解する

金型材料の選び方をやさしく解説:なぜその材料なのか、工程別に理解する「金型材料の一覧表は見たけれど、なぜSKD11を使うのかはわからなかった」——そういう経験はありませんか。材料名を覚えることよりも、「この工程でこの材料が選ばれる理由」を理...