鉄鋼材料

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ステンレス鋼の種類と使い分けをわかりやすく解説:5系統の特徴と選定基準

ステンレス鋼は「錆びにくい鋼」として幅広く使われていますが、SUS304・SUS316・SUS430・SUS440Cなど種類は非常に多く、「どれを選べばよいのか」と迷う場面が実務ではよく出てきます。ステンレス鋼は5つの系統に分類され、それぞ...
鉄鋼材料

SNC・SNCM材をやさしく解説:ニッケルを加えると何が変わるのか、SCMとの使い分けまで

SCM材(クロムモリブデン鋼)の上位グレードとして知られるSNC・SNCM材ですが、「なぜニッケルを加えると性能が上がるのか」「SCMとどう使い分けるのか」を整理できている方は多くありません。SNC・SNCM材の特性を決める鍵は「低温靭性」...
鉄鋼材料

クロムモリブデン鋼(SCM材)をやさしく解説:S45Cでは届かない大断面・高強度の理由

図面に「SCM440調質」と書いてある。なぜS45Cじゃダメなのか——答えは断面サイズにあります。SCM材はクロム(Cr)とモリブデン(Mo)を添加した合金鋼で、S45Cが焼入れで均一に硬化できない「大断面・高強度」の場面を担います。記号の...
鉄鋼材料

圧延鋼板(SPCC・SPHC等)をやさしく解説:記号の読み方から使い分けまで

家電の外装・自動車のボディ・電気制御盤のケース——身の回りの金属製品のほとんどに圧延鋼板が使われています。しかし「SPCCって何の略?」「SPHCとSPCCは何が違うの?」と聞かれると、答えに詰まる方も多いのではないでしょうか。この記事では...
鉄鋼材料

SGD材(みがき棒鋼)をやさしく解説:寸法精度の正体と、熱処理指定で詰まる3つの場面

「寸法精度が高い棒鋼」として図面に指定されるSGD材だが、使い方を間違えると熱処理で痛い目を見る。SGD材は炭素量の規定がなく、焼入れや窒化の結果を保証できない。「精度は高いから万能」と思って高周波焼入れを指定したら硬さが全然出なかった——...
熱処理

熱処理の基本をわかりやすく解説:S45Cを例に「鋼を熱で操る」仕組み

「焼入れすると硬くなる」「焼なましすると柔らかくなる」——なぜそうなるのかを正確に説明できますか?熱処理の本質は「鉄が温度によって結晶構造を変える」という性質にあります。この記事では、S45Cを例に熱処理の仕組み——焼入れ・焼戻し・焼ならし...
鉄鋼材料

SC材(鋳鋼)をやさしく解説:「鋳造」という製法が生む特性と使い分け

SC410・SC480——これらは「鋳鋼(ちゅうこう)」の記号です。SS400やSM400が圧延で作るのに対し、SC材は溶かした鋼を型に流し込んで固めた鋳造品です。複雑な三次元形状を一体で製作できることが最大の特徴で、ポンプ・バルブ・建設機...
鉄鋼材料

SS400とSM400の違いをやさしく解説:図面・見積・発注で迷わないための実務判断ガイド

SS400とSM400はどちらも引張強度400 N/mm²以上の普通鋼材で、「どっちでも同じでしょ」と思われがちです。しかし図面にSS400と書いてあるだけで、溶接構造物を作ろうとしたら発注先に断られた——そんな場面が実際の現場では起きます...
表面処理

PEO処理(プラズマ電解酸化)をやさしく解説:プラズマが金属表面にセラミックをつくる仕組み

PEO処理(Plasma Electrolytic Oxidation:プラズマ電解酸化)は、通常の陽極酸化処理を大幅に上回る硬さ(1000〜2000HV)の皮膜を金属表面に形成できる表面処理技術です。航空機部品の耐摩耗コーティングから、マ...