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鉄鋼材料

SKD61について解説します:熱間ダイス鋼「H13」が世界標準になった理由

ダイカスト型や熱間鍛造型の材料として世界中で使われているSKD61(H13)。なぜ500〜1000℃という高温環境でも性能を発揮できるのか、成分の設計・熱処理の仕組みから丁寧に解説します。① SKD61の記号・規格を読み解く SKD61 記...
鉄鋼材料

SKD11をやさしく解説:なぜ今もプレス現場の主役であり続けるのか

「DC53があるのに、なぜSKD11を選ぶのか」――この問いに答えられると、冷間工具鋼の実務判断が一段階上がります。この記事では、SKD11の設計思想と欠けやすさの実態、ワイヤ放電加工・表面処理との相性、そして「DC53に換えるべき場面」「...
材料比較・工法比較・選び方

S55C・S50Cについて解説します:プレス金型の「縁の下の力持ち」機械構造用炭素鋼

プレス金型の図面に登場する「S55C」「S50C」は、工具鋼ではなく機械構造用炭素鋼です。刃(型)ではなく金型を支える構造体として使われており、コスト・加工性・強度のバランスに優れた定番材料です。その役割と選び方を解説します。① S55C・...
鉄鋼材料

NAK80について解説します:「焼入れ不要」プリハードン鋼がプラスチック型の定番になった理由

プラスチック射出成形型の材料として広く使われるNAK80(大同特殊鋼)。「プリハードン鋼」という区分に属し、焼入れ処理なしに高硬度が得られる点が最大の特徴です。なぜそれが型づくりのコストと精度に大きな差をもたらすのか、解説します。① NAK...
鉄鋼材料

DC53について解説:SKD11の弱点を改良した冷間ダイス鋼の実力

SKD11の改良型として広く使われるDC53(大同特殊鋼)。JIS規格外のブランド品でありながら現場での採用が多い理由は、SKD11が抱える実用上の課題を合金設計によって克服しているからです。その仕組みをわかりやすく解説します。① DC53...
鉄鋼材料

金型材料の選び方をやさしく解説:なぜその材料なのか、工程別に理解する

金型材料の選び方をやさしく解説:なぜその材料なのか、工程別に理解する「金型材料の一覧表は見たけれど、なぜSKD11を使うのかはわからなかった」——そういう経験はありませんか。材料名を覚えることよりも、「この工程でこの材料が選ばれる理由」を理...
鉄鋼材料

建築構造用圧延鋼材 SN材をやさしく解説:建築構造用耐震鋼のしくみと選び方

SN材(建築構造用圧延鋼材)は、SS400やSM材とは設計思想が根本的に異なる耐震専用の鋼材です。「なぜ降伏点に上限を設けるのか」「A・B・C種の使い分けはどうすればよいのか」——1994年以降の建築鉄骨の主役として広く採用されているSN材...
時事ネタ

鉄鋼(厚板)価格の動向を調べてみた:2026年3月、約2年ぶりの一斉値上げ局面

2026年3月、日本製鉄・JFEスチール・神戸製鋼所の高炉大手3社がそろって鉄鋼製品の値上げを表明しました。厚板はトン1万円の引き上げで2年ぶり、その背景には鉄スクラップ価格の高騰・円安・労務費上昇が複合的に絡んでいます。調達担当者として気...
材料比較・工法比較・選び方

高力黄銅をやさしく解説:CAC301〜CAC304、強さの秘密と選び方

高力黄銅(こうりょくおうどう、High-strength Brass)は、銅と亜鉛を主成分とする黄銅にアルミニウム・鉄・マンガンなどを加えた、銅合金の中でも特に強度と耐摩耗性に優れたグループです。この記事では、JIS規格で定められたCAC3...
銅合金

真鍮(黄銅)をやさしく解説:亜鉛量でこんなに変わる銅合金の基本

真鍮(しんちゅう)は、銅と亜鉛を合わせた合金で、「黄銅」とも呼ばれます。美しい金色の光沢と優れた加工性を持ち、蛇口・バルブ・楽器・アクセサリーなど、私たちの身のまわりに広く使われています。この記事では、真鍮の種類や特性、代表的なJIS規格グ...