材料比較・工法比較・選び方

材料比較・工法比較・選び方

焼ならしと焼なましをやさしく解説:目的・温度・使い分けを実務から整理する

「焼ならし」と「焼なまし」は名前が似ていますが、目的も結果もほぼ逆です。どちらも加熱してから冷やす処理なのに、冷却方法の違いだけで硬さが30〜50HBWも変わります。「どちらを指示したか」「どちらで処理されたか」が食い違うと、機械加工ができ...
材料比較・工法比較・選び方

焼入れと高周波焼入れの違いをやさしく解説:全体焼入れと表面焼入れの使い分け

「焼入れ」と「高周波焼入れ」はどちらも鋼を硬くする熱処理ですが、硬くなる範囲が根本的に異なります。全体を硬くするか表面だけを硬くするかで、部品の強度・靱性・変形量がまったく変わります。この記事でやさしく比較します。全体焼入れと表面焼入れの違...
材料比較・工法比較・選び方

DC53とSKD11の違いをやさしく解説:靱性と耐摩耗性のバランスで選ぶ

「冷間金型鋼といえばSKD11」という常識を変えたのがDC53です。大同特殊鋼が開発したDC53はSKD11の弱点である低靱性・高温焼戻し時の硬さ低下を改善した改良型冷間ダイス鋼です。この記事で2つの違いと使い分けをやさしく解説します。SK...
アルミニウム合金

A6061とA7075の違いをやさしく解説:汎用合金と高強度合金の使い分け

アルミ合金の中でA6061は「コスト・加工性・耐食性のバランス型」、A7075は「アルミ最高クラスの強度を誇る航空宇宙グレード」として位置づけられます。強度は2倍近く違いますが、価格・耐食性・溶接性でもトレードオフがあります。6000系・7...
材料比較・工法比較・選び方

チタンとアルミの違いをやさしく解説:比強度・耐食性・加工性で比べる

「軽い金属」として並び称されるチタンとアルミ。どちらも鉄の半分以下の密度ですが、強度・耐食性・コスト・加工性でまったく異なる特性を持ちます。この記事でチタンとアルミの違いをやさしく比較します。基本物性比較項目純チタン(Grade 2)Ti-...
材料比較・工法比較・選び方

チタンとステンレスの違いをやさしく解説:軽さ・耐食性・価格で比べる

チタンとステンレスの違いをやさしく解説:軽さ・耐食性・価格で比べる「チタンはステンレスより強くて軽い」というイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか。密度・比強度・耐食性・価格・加工性を軸に、チタン(工業用純チタン・Ti-6Al-4V...
材料比較・工法比較・選び方

真鍮と青銅の違いをやさしく解説:亜鉛か錫かで変わる銅合金の性質

「真鍮」と「青銅」はどちらも銅合金ですが、何が違うのでしょうか? 答えは添加する金属の種類です。真鍮は銅+亜鉛、青銅は銅+錫が基本です。この違いが色・強度・耐食性・用途を大きく変えます。銅合金の分類:添加元素で名前が変わる Cu 真鍮(黄銅...
アルミニウム合金

純アルミとアルミ合金の違いをやさしく解説:1000系と5000・6000系の考え方

「アルミ」と一口に言っても、純アルミ(1000系)とアルミ合金(2000〜7000系)では性質が大きく異なります。「何を足すか」で強度・加工性・耐食性が変わります。この記事でアルミ合金系統の全体像をやさしく解説します。アルミ合金の系統分類 ...
アルミニウム合金

A5052とA5083の違いをやさしく解説:板金用と耐圧容器用の使い分け

アルミ5000系の代表格がA5052とA5083です。どちらもMg(マグネシウム)を主合金元素とした非熱処理型アルミ合金ですが、強度・Mg量・用途が異なります。この記事で2つの違いと使い分けをやさしく解説します。5000系アルミ合金の記号の...
ステンレス

SUS304とSUS310Sの違いをやさしく解説:高温環境ではどちらを選ぶか

SUS304とSUS310Sの違い|たすいち「ステンレスは高温に強い」と思われがちですが、SUS304が本来の性能を発揮できるのは約400°Cまでです。700〜1000°Cを超える高温環境には、高Cr・高Ni設計のSUS310Sが必要になり...